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個人年金保険

個人年金保険とは、不足しがちな老後の資金を補うため商品です。一般に老後の所得を保障するものとして公的年金が考えられます。たとえばサラリーマンの場合、国民年金、厚生年金に加え、企業が独自に行う企業年金が該当します。これらに上乗せする自助努力の手段として販売されるようになった商品が個人年金保険です。

保険会社は契約者が支払っている保険料を、年金用の資金として積み立てて、契約時に定めた年齢まで生存していた場合、それから1年ごとに年金のように支払っていきます。なお保険料払込期間中に契約者が死亡すると、死亡給付金が支払われますがその額は、それまでに払い込んだ保険料程度の金額しか受け取ることができません。

個人年金保険の種類

個人年金保険に加入する目的として公的年金の補助、公的年金が給付されるまでの間のつなぎの資金として利用するなどが挙げられます。個人年金保険の種類は以下のようなものがあります。

終身年金

払込期間後、生存している間は必ず給付される年金のことです。受取人が生存していることが給付条件で、死亡すると支給はなくなります。

有期年金

払込期間後、一定期間のみ給付される年金のことです。一定期間が満了するか、給付期間内に死亡すると、その時点で年金の支払いもなくなります。

確定年金

契約期間内であれば受取人が生存していても亡くなっていても、年金が支給されます。

【ポイント】

個人年金保険料税制適格特約を付加することで個人年金保険料控除により税制上のメリットを受けることが可能です。ただ現在の予定利率が低いのでインフレが発生した場合に対応できない可能性もあります。

※上記は一般的な個人年金保険商品について概要を解説したもので、保険会社によっては差異が生じる場合があります。実際の商品については保険会社のパンフレット・約款を必ずご確認ください。